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今回は2019年・令和元年に開催された第51回関東女子学生剣道選手権大会を振り返ろうと思います。
第51回関東女子学生剣道選手権大会結果
優勝 佐藤 みのり 法政大学(麗澤瑞浪高校出身)
準優勝 小川 梨々香 日本体育大学(筑紫台高校出身)
三位 久徳 真子 筑波大学(中村学園女子高校出身)
三位 合瀬 未悠 筑波大学(中村学園女子高校出身)
<ベスト8>
阿部 なるみ 日本体育大学(盛岡南高校高校出身)
越田 百香 駒澤大学(我孫子高校出身)
藤﨑 薫子 明治大学(島原高校出身)
竹中 美帆 筑波大学(島原高校出身)
詳細は関東学生剣道連盟HPを参照。
2019年は優勝候補の一人であった佐藤選手が優勝を決めました。
佐藤選手は全日本女子剣道選手権大会で2位になっている実力者ですね。
2年生ながら決勝まで勝ち進んだ小川選手の活躍も光りました。
第51回関東女子学生剣道選手権大会注目の試合・動画
決勝戦:佐藤選手(法政大学) メ - 小川選手(日本体育大学)
優勝候補の佐藤選手と2年生ながら決勝戦まで勝ち上がってきた小川選手の決勝戦。
試合展開としては、佐藤選手の長身を活かした剣道に、小川選手が少しやりにくそうな印象。
佐藤選手が優位に試合を進めていたように感じます。
そして、試合開始から3分過ぎ頃。
鍔迫り合いから佐藤選手が引き面を決め、一本を先取します。
佐藤選手は引き面が得意ですね。
残り時間がない小川選手でしたが、佐藤選手が落ち着いた試合運びで一本を取らせず、優勝を決めました。
決勝戦動画はこちら↓
準決勝1:佐藤選手(法政大学)メ - 久徳選手(筑波大学)
ともに強豪高校出身であり、全日本女子剣道選手権大会への出場経験ある実力者同士の対戦となりました。
また、準々決勝では佐藤選手は竹中選手を、久徳選手は藤崎選手を破っての準決勝進出でした。
試合は時間内には決め手がなく延長戦へ。
最後は佐藤選手の思い切った飛び込みメンが決まり、決勝へと駒を進めました。
動画はこちら↓
準決勝2:小川選手(日本体育大学)メメ – メ 合瀬選手(筑波大学)
両者とも福岡県の強豪高校出身の対戦となりました。
学年としては中村学園女子出身の合瀬選手が四年生、筑紫台高校出身の小川選手が二年生です。
先制したのは小川選手。
鍔迫り合いからの離れ際に引きメンを決めました。
このまま小川選手が逃げ切るかと思われましたが、合瀬選手が豪快なメンを決め追いつきます。
試合はこのまま延長戦へ。
延長戦開始から5分経過した頃。
裏交差の鍔迫り合いから、小川選手が手首を返して引きメンを決め、決勝進出を決めました。
準々決勝:佐藤選手(法政大学)メ- 竹中選手(筑波大学)動画なし
優勝候補同士の注目の一戦。
2人とも全日本剣道選手権大会に出場経験がある実力者です。
試合は時間内には決着がつかず延長戦へ。
長い延長戦となりましたが、最後は両者同じタイミングで引き面を狙ったところ、一瞬佐藤選手が早くメンを捉え、試合を制しました。
竹中選手は同大会で前年2位、一昨年は3位と優勝を狙っていたと思いますが、あと一歩及ばない結果となりました。
コメント
2019年に開催された第51回関東女子学生剣道選手権大会について振り返りました。
この年の四年生は佐藤選手、竹中選手、藤崎選手をはじめ、全日本女子剣道選手権大会への出場経験や日本代表候補の実力者が多い印象です。
その中で、佐藤選手が厳しい試合を勝ち抜き、見事優勝を決めました。
この世代が抜けた今年の第52回大会では、誰が優勝するのか楽しみにしていましたが、残念ながら中止に。
早く新型コロナウイルスが収束することを願っています。
次回は、第53回全日本学生女子剣道選手権大会を振り返りたいと思います。
コメントお待ちしております。
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