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本記事では2019年に開催された第67回全日本学生剣道優勝大会を振り返りたいと思います。
2019年・第68回関東学生剣道優勝大会概要・組み合わせ
大会概要
大会名:第67回全日本学生剣道優勝大会
日程:2019年10月27日
会場:千葉ポートアリーナ
団体戦トーナメント・組み合わせ
全日本学生剣道連盟HPをご参照下さい。
2019年・第67回全日本学生剣道優勝大会の結果
優勝 中央大学
準優勝 筑波大学
第三位 明治大学
第三位 国際武道大学
ベスト8
立命館大学
東海大学
日本大学
慶應義塾大学
詳細結果は全日本学生剣道連盟HPをご参照ください。
2019年・第67回全日本学生剣道優勝大会の注目の試合・動画
決勝:○中央大学 3 – 2 筑波大学×
本大会の1ヶ月前に行われた関東学生剣道優勝大会の決勝戦と同じカードに。
関東学生剣道優勝大会では、代表戦の末に筑波大学が勝利しています。
この対戦では、先鋒戦を引き分けに終えた後、試合が激しく動きます。
次鋒、中堅を中央大学が勝利すれば、五将、三将は筑波大学が勝利するシーソーゲームに。
大将戦を迎えた段階では、筑波大学が本数1本リードしていました。
大将は中央大学が本間選手、筑波大学が星子選手。九州学院高校出身の先輩・後輩対決です。
大将戦はいきなり動きました。
開始直後に本間選手が鋭いコテを先取し、中央大学が逆転します。
その後は星子選手が必死に取り返しに生きますが、本間選手が上手くさばきます。
そして試合時間も残りわずかというところ、星子選手が無理してメンに出たところを本間選手がコテに抑え、中央大学が接戦を制し優勝を決めました。
昨年の大会に続き、中央大学は2連覇となりました。
準決勝:○中央大学 2 – 0 明治大学×
関東学生剣道優勝大会2位の中央大学と3位の明治大学の対戦。
中央大学は次鋒の沖選手が2本勝ち、五将の鈴木選手が1本勝ちし、いい流れを作ります。
追いつきたい明治大学でしたが、中央大学も譲らず、このまま全員引き分けに。
中央大学が決勝戦へと駒を進めました。
準々決勝 :○明治大学 2 – 1 慶應義塾大学×
強豪大学同士の対戦。
本年の関東学生剣道優勝大会でも両校は準々決勝で対戦しており、接戦の末に明治大学が勝利しています。
この対戦でも先に流れを掴んだのは明治大学。
先鋒と次鋒で明治大学が勝利します。
なかなか追いつけない慶應義塾大学でしたが、副将の黒川が勝利し、大将戦へと繋ぎます。
大将戦では慶應義塾大学の伊藤選手が必死に取りに行きますが、明治大学の槌田選手がこれをしのぎ引き分けに。
関東学生剣道優勝大会に続き、明治大学が辛勝しました。
3回戦:○明治大学(本)3 – 3 大阪体育大学×
関東の強豪明治大学と関西の覇者大阪体育大学の対戦。
明治大学は前年の本大会で大阪体育大学に敗れており、因縁の対戦となりました。
先に流れを掴んだのは大阪体育大学。先鋒、次鋒、中堅で勝利し試合を優位に進めます。
しかし、明治大学がも負けていません。五将、三将、そして副将で勝利し、大将戦を迎えた段階で、本数1本のリードを作ります。
迎えた大将戦は引き分けに終わり、明治大学の勝利。
明治大学が前年の借りを返したかたちとなりました。
この試合で印象的だったのが、大阪体育大学が取得した5本のうち4本が引き逆ドウだったことです。
引き逆ドウを打つタイミングが上手いですね。参考になりました。
準々決勝2:○明治大学 2 – 1 法政大学×
関東の強豪大学同士が2回戦で早くも激突。
五将で明治大学が2本勝ち、三将で法政大学の1本勝ちとなり、明治大学が本数1本差リードで大将戦を迎えます。
法政大学の大将は関東学生剣道選手権大会覇者の平岡選手。
持ち前の豪快な技を出し攻めますが、この試合では明治大学の槌田選手が力を発揮します。
平岡選手が出るところを相メンと出コテで捉え快勝。
明治大学が3回戦へと駒を進めました。
コメント
2019年に開催された第67回全日本学生剣道優勝大会を振り返りました。
中央大学が筑波大学との接戦をものにし優勝を果たしました。第68回関東学生剣道優勝大会での借りを返したかたちとなりました。
また、ベスト8進出校のうち7校が関東の大学であり、関東勢が躍進が目立ちました。
上位進出の常連である鹿屋体育大学が序盤で敗退したのが印象的でしたね。
コメントお待ちしております。
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