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本記事では2019年に開催された第49回全国中学校剣道大会を振り返りたいと思います。
2019年・第49回全国中学校剣道大会概要・出場校および組み合わせ
大会概要
大会名:第49回全国中学校剣道大会
日程:2019年8月21日~23日
個人戦トーナメントおよび団体戦組み合わせ
公式HPをご参照下さい。
第49回全国中学校剣道大会の結果
詳細は公式HPを参照
男子個人戦
優勝 高島 壮右馬(九州学院中・熊本県)
準優勝 中尾 王真(菫中・大阪府)
第三位 藤田 将人(壬生中・栃木県)
第三位 山口 拓(長崎南山中・長崎県)
ベスト8
武田 侑弥(北茂安中・佐賀県)
桐野 光(花巻中・岩手県)
留場 啓伍(清水中・福島県)
鈴木 大輝(保土ケ谷中・神奈川県)
男子団体戦
優勝 九州学院中(熊本県)
準優勝 久御山中(京都府)
第三位 東海大翔洋中(静岡県)
第三位 富雄中(奈良県)
ベスト8
小山三中(栃木県)
東海大浦安中(千葉県)
豊中十六中(大阪府)
神戸中(三重県)
女子個人戦
優勝 池田 胡春(中村学園中・福岡県)
準優勝 時任 心(日体大桜華中・東京都)
第三位 福園 楓音(高川学園中・山口県)
第三位 楠瀬 瑠夏(山田中・香川県)
ベスト8
田中 愛寿可(杵築中・大分県)
石島 蒼依(小山三中・栃木県)
藤﨑 柚萌(三瀬中・佐賀県)
横江 優那(大原中・兵庫県)
女子団体戦
優勝 立新東淀中(大阪府)
準優勝 那珂川北中(福岡県)
第三位 豊中十六中(大阪府)
第三位 久御山中(京都府)
ベスト8
高川学園中(山口県)
加古川中(兵庫県)
松代中(長野県)
土崎中(秋田県)
第49回全国中学校剣道大会の熱戦・動画
男子個人戦
決勝:高島選手(九州学院中) コ- 中尾選手(菫中)
九州学中大将の高島選手と地元大阪の菫中の中尾選手の対戦。
時間内には決着が着かず、延長戦へ。
最後は、高島選手が前に攻め、中尾選手の手元が上がったところをコテに捉え、優勝を決めました。
2017年の荒木選手、2018年の鮫島選手に続き、九州学院中が個人戦3連覇の偉業を成し遂げました。
男子団体戦
決勝:九州学院中(熊本)4 – 0 久御山中(京都)
優勝候補筆頭の九州学院と久御山中の決勝。
王者九州学院に対し、久御山中が食らいつき、大将の内藤選手まで繋げるかが鍵かなと思っていましたが、九州学院が実力を見せつける結果に。
先鋒から中堅まで一気に勝利を収め、3連覇を成し遂げました。
準決勝1:九州学院中(熊本県)3 – 0 富雄中(奈良県)
優勝候補の九州学院中と奈良県代表富雄中の対戦。
先鋒戦を引き分けで終えた後、次鋒から副将まで九州学院が勝利し、決勝へと駒を進めました。
準決勝2 :久御山中学校(京都府) 3-2 東海大翔洋中(静岡県)
久御山中が先鋒と次鋒で勝利し一気に勝負を決めに行きますが、中堅から東海大翔洋中が反撃。
中堅と副将で取り返し、タイで大将戦に繋ぎます。
大将戦ではお互い惜しい技が出ますが、試合後半に久御山中の内藤選手がメンを決め、久御山中が決勝進出を決めました。
女子個人戦
決勝:池田選手(中村学園中)メ- 時任選手(東海大翔洋)
福岡代表の池田選手と東京代表の時任選手による決勝戦。
規定時間内には決着が着かず延長戦へ。
延長戦開始から数分後、竹刀が引っかかり「やめ」がかかります。
直後の仕切り直しの立ち会いから、池田選手がメンを決め優勝しました。
池田選手はお兄さん池田龍之介選手(福大大濠)とともに全国の頂点に立ちました。
女子団体戦
決勝:立新東淀中学校(大阪府)2 – 2 那珂川北中学校(福岡県)
開催地大阪の立新東淀中と福岡県の強豪那珂川北中の決勝戦。
地元大阪の大声援を受け、立新東淀中が先制。先鋒戦で1本勝ちし流れを作ります。
次鋒から副将まで引き分け。
立新東淀中リードで迎えた大将戦。
那珂川北の大将政野選手がメンを先取し追いつきます。
しかし、立新東淀中の田中選手がメンを取り返し、再びリードします。
このまま時間切れとなり、立新東淀中が初優勝を決めました。
準決勝1:立新東淀中(大阪府)- 久御山中(京都府)
関西の中学同士の準決勝。
久御山中が先鋒と次鋒で勝利を収め、決勝進出へ大手をかけます。
ここから地元立新東淀中が意地を見せ、中堅と大将で勝利し、試合は代表戦へ。
代表戦では立新東淀中の田中選手がメンを決め、立新東淀中が決勝進出を決めました。
準決勝2:那珂川北中(福岡県)4 – 1 豊中十六中(大阪府)
強豪那珂川北中と開催地豊中十六中の対戦。
地元の期待がかかった豊中十六中でしたが、この試合では那珂川北中が力の差を見せる形に。
中堅戦こそ落としたものの、他で勝利し、4-1の快勝を収めました。
コメント
2019年の全国中学剣道大会について振り返りました。
男子はここ数年九州学院中が圧倒的な強さを誇っていますね。
九州学院高校を含め、このさきもしばらく九州学院の時代が続きそうです。
女子は個人戦では池田選手が優勝。
双子のお兄さん(福大大濠)含め、池田三兄妹は本当に強いですね。
団体戦では地元大阪の中学校が大活躍したので、盛り上がったことと思います。
この剣士たちの高校での活躍を期待しています。
コメントお待ちしております。
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