インターハイ・中体連の代替剣道大会の開催は可能か?~私が考える代替案~

雑記
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ブログをご覧いただきありがとうございます!

新型コロナウイルスの影響で、全国選抜に続き、玉竜旗とインターハイの中止も決まりましたね。このままでは国体の開催も難しいでしょう。

これまで頑張ってきた選手たちの晴れ舞台が奪われることは残念でなりません。

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九州学院・米田監督を中心に代替の大会準備が進行中

九州学院の米田監督を中心に、三年生の晴れ舞台として、全国選抜・インターハイの代替の大会が企画されているそうです。

<代替大会の概要>

大会名:全国高等学校『高校生想代(そうたい)』剣道友情大会

開催地:沖縄県立武道館

開催日:2020年12月25日~27日

詳細は以下のリンクを参照ください。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200502-00010000-nishispo-spo

三年生の晴れ舞台としてこのように企画をしていただけるのは、とてもありがたいと思います。

同じような動きが中体連や大学剣道界にも出てくることを期待しています。

個人的な見解・本年の開催は厳しいと予想

※ここからは完全に個人的な意見のため、聞き流していただいて構いません。

決して全国高等学校『高校生想代(そうたい)』剣道友情大会やその他の剣道大会の開催を否定するわけではありません。

12月であっても剣道・スポーツの大会開催は難しいと予想

今年中の新型コロナウイルス感染収束は難しいと予想

2020年 5/12日現在、ニュースを見ると新型コロナウイルス感染拡大は収まりつつあるように感じます。

しかしながら、これは経済活動を大幅に停止した結果です。

日本の状況を考えると、これ以上経済活動を止めることは苦しいため、今後は徐々に経済活動が再開されると思います。

そうなれば、感染者数がまた増加することが予想されます。

台湾のように政府が完全にコントロールし、感染拡大を抑えられればいいのですか、今の日本の政策は国民の自粛に依存しており、台湾のようにはできないと考えられます。

この新型コロナウイルスの厄介な特徴として、感染していても無症状のヒトが多いこと、ウイルスの潜伏期間が長いことが挙げられます。

数年前に流行った新型インフルエンザのように毒性が強く、症状がすぐに出れば、感染者が特定しやすく、まだ収束させやすいのですが。。。

つまり、新型コロナウイルスは知らぬ間に感染し、さらに感染を広げてしまうことから、有効なワクチンができるまでは収束させるのは難しいと考えられています。

仮にワクチンが今年中に開発できたとしても、日本人みんなが手軽に手にできるには、数年はかかると言われています。

アビガンやレムデシビルのような薬の有効性のニュースをよく耳にしますが、これらは治療薬の候補であって、新型コロナウイルスの感染自体を抑えるものではありません。

優先されるのは経済活動

新型コロナウイルス感染拡大で最もダメージがあるのは経済活動です。

これは世界中で同じ状況であり、どう経済活動を再開していくのか、各国のニュースが毎日報道されています。

今のままでは日本も産業がもちません。

残念ながら、国にとってはスポーツや武道の晴れ舞台より、経済活動のほうが大切です。

感染者数を抑えつつ経済活動を続けていくために、スポーツ・武道の大会は開催を控える、というのは残念ながらどの国でも同じです。

また、剣道は典型的な3密です。実際に愛知県警の機動隊でクラスターが発生したニュースは記憶に新しいです。

新型コロナウイルスの感染の可能性が少しでも残る中、全国から1ヶ所に集まるのは難しいと考えられます。

それに加え、例え我が子がの晴れ舞台であったとしても、新型コロナウイルス感染の可能性がゼロでないならば、快く我が子を応援できる親も少ないと思います。

以上の理由から、私の個人的な見解としては12月であっても剣道の大会開催は難しいと考えています。

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私が考える代替案

あと数年は大会開催はが難しいとしたら、どうしたらよいのでしょうか?

答えがあるわけではないし、全国の先生・監督の方々が必死に考えられていることと思います。

私が何も言える立場ではないことは重々承知だが、私なりに代替案を考えてみました。

2年後に代替の大会を開催

私が考える代替案は

「2年後の2022年にオープン参加の剣道大会を開催する」というものです。

新型コロナウイルスの感染が収まるのは、1年以上はかかると予想されています。

2年後としたのは、新型コロナウイルスのワクチンが開発され、日本では収束している可能性があると考えたためです。

また、来年まではオリンピック・パラリンピック開催が最優先されるというのも理由の一つです。(このままでは開催できるかは不明ですが)

異なる道へ進んだ仲間と2年後に再開し、もう一度頂点を目指す大会のイメージです。

また、参加は玉竜旗のようにオープン参加とし、参加を希望するチームはどのチームも平等に出場できることにします。

米田先生が企画されている「高校生想代(そうたい)」に参加できるのは、全国選抜の出場予定だったチームのみです。

しかしながら、インターハイや玉竜旗に標準を合わせていたチームもたくさんあると思います。そういったチームにも晴れ舞台は用意してあげたいと考えます。

きれい事かもしれませんが、それぞれの進路へ進んだ仲間と再開し、もう一度同じチームで戦うことは選手にとって良い思い出にならないかとな思っています。

また、少々大規模ですが、同じような大会を中学生の部、大学生の部でも企画し、

マリンメッセ福岡のような大きな会場を使って、

中学生の部 → 高校生の部 → 大学生の部を数日間かけて開催してもいいと考えます。

大会運営費・参加費は政府負担で

大会運営費や参加費は全額でなくとも、ぜひ政府から出していただきたいと思います。

もし国から出せないというなら、クラウドファンディング等で補助を集められないでしょうか。

少しでも補助が出るなら大会が開催しやすいと思います。

剣道以外のスポーツや武道でも同じような状況なのだから、インターハイのように一斉開催をしてもいいかもしれません。

辛い・悔しい思いをした選手たちに、国や大人たちが援助すべきだと私は考えます。

最後に

以上、長々と偉そうに書いてきてしまったが、あくまで私個人としての意見です。

繰り返しになりますが、決して全国高等学校『高校生想代(そうたい)』剣道友情大会やその他の剣道大会の開催を否定するわけではありません。

頑張ってきた選手に晴れ舞台を用意すべきだと私も考えています。

新型コロナウイルス感染拡大がなかなか収まらず、高校生想代などの代替大会さえも開催できなかったことを想定して、私なりに考えてみたことを書いてみました。

いずれにせよ、青春を捧げ頑張ってきた剣士・生徒たちに、力を発揮する晴れ舞台は用意してほしいと願うばかりです。

いいアイディアがある方、コメントお待ちしております。

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