みなさんこんにちは!ブログ管理者のけいです!
新型コロナウイルスの影響で次々と剣道の大会が中止になっています。
5月30日に開催予定だった第62回関東実業団剣道大会も中止に。
私も出場予定だったんですけど… 残念です。
この記事では、2019年に開催された第61回関東実業団剣道大会を振り返ってみようと思います。
2019年・第61回関東実業団剣道大会結果
優勝 日通商事(本社)
準優勝 日本通運(航空事業支店チーム)
三位 富士ゼロックス(本社)
三位 NTT(本社)
<ベスト8>
住友不動産販売(本社)
三井住友海上(駿河台)
ALSOK(東京)
東京海上⽇動(本店)
詳細は全日本実業団剣道連盟・関東実業団剣道連盟HPを参照
昨年の決勝戦は日本通運グループ同士の対戦となり、日通商事(本社)が僅差の勝負をモノにし優勝を決めました。
第61回関東実業団剣道大会~注目の試合~
熱戦がたくさんありましたが、独断で私が印象的だった試合を4つ選びました!
(できるだけ動画が公開されている試合を選んでいます)
注目の試合①:決勝 ○日通商事(本社) 2 – 1 日本通運(航空事業支店)×
日本通運グループ同士の決勝戦。
普段から稽古や合宿を一緒にやることもあるようです。
先制したのは日通商事。先鋒の木村選手が引きメンを取り、一本勝ちを収めます。
その後、次鋒と中堅は引き分け。
続く副将戦。
追いつきたい日本通運は永松選手が攻めましたが、日通商事の川上選手がメンで一本勝ちを収め、日通商事が優勝を決めました。
大将戦では日本通運の三山選手が一本勝ちをし、意地を見せました。
注目の試合②:準決勝1 ○日通商事(本社) 代 1 – 1 富士ゼロックス(本社)×
強豪チーム同士の準決勝。
ちなみに富士ゼロックスは前年(2018年)に行われた全日本実業団剣道大会で優勝しています。
先行したのは富士ゼロックス。中堅の岩川選手が1本勝ちを収めました。
続く副将戦、先に1本を取ったのは富士ゼロックスの上原選手。
ここで勝負ありかなと個人的に思ったのですが、川上選手が飛び込みドウを取り返します。副将戦はこのまま時間切れで引き分け。
富士ゼロックスのリードで大将戦を迎えます。
日通商事の山内選手(上段)が攻めますが、富士ゼロックス北川選手も試合巧者でなかなか1本を取らせません。
しかし、試合時間も残りわずかとなった3分過ぎ。
仕切り直しの立ち会いから、山内選手のメンが決まりタイに。山内選手の執念を感じた1本でした。
試合は代表戦へ。
日通商事からは大将の山内選手が、富士ゼロックスからは梅ヶ谷選手が代表戦に選出されました。
意外にも、代表戦の決着はすぐに着きました。
上段の構えから勢いよく振り下ろされた山内選手の逆ドウが炸裂。
日通商事が決勝へと駒を進めました。
会場で試合を見ていましたが、最後まで目が離せない熱戦でしたね!
動画はこちら↓ レッツ剣道(https://www.letskendo.com/)さんの動画です!
注目の試合②:準決勝2 ○日本通運(航空事業) 2 – 1 NTT(本社)×
両チームのオーダーをみると、NTTのほうが有利かなと個人的には思っていました。
NTTは次鋒の山田選手(育英高校→明治大学)以外は、中央大学出身。
私の同世代の榎本選手(九州学院出身)や兵藤選手(桐蔭学園出身)が活躍している強豪チームです。
一方、日本通運(航空事業)の方は若いチームの印象。
しかしながら、強豪チーム三井住友海上(駿河台)や前年準優勝のアールエフテクニカを破って準々決勝まで進出しています。
先行したのはNTT。先鋒の榎本選手が小手返しメンを決め一本勝ちを収めます。
次鋒を引き分けで迎えた中堅戦。
日本通運の本間選手が、渡部選手の手元が上がったところをコテで捉えます。
続く、副将戦。
NTTの斎藤選手が有利に試合を進めているように感じましたが、永松選手がメン返しドウを決めこのままの一本勝ちで日本通運がリードします。
追いつかなければいけないNTTは大将の兵藤選手が果敢に攻めますが、三山選手が猛攻をよくさばき引き分け。
日本通運(航空事業)が僅差の勝負をものにしました。
日本通運としては、NTTの中心選手である渡部選手と斎藤選手から勝利を奪う見事な試合だったと思います。
このままの勢いで、日本通運(航空事業)の優勝もあるのかなと思った試合でした。
ちなみにこの年の全日本実業団剣道大会では、このメンバーでNTTが優勝しています。
準決勝の動画はこちら↓ こちらもレッツ剣道さんの動画です。
注目の試合④:○日通商事(本社)代 1 – 1 三井住友海上(本社)×(動画なし)
こちらも強豪チーム同士の対戦。
先鋒戦を勝利し先制した三井住友海上でしたが、日通商事が副将戦で勝利を上げタイに。
大将戦では山内選手と佐藤選手が対戦しました。
お互い惜しい技がありましたが、時間内には決着が継がず引き分け。
勝負の行方は代表戦になりました。
両チームとも代表戦には大将がそのまま選出され、山内選手と佐藤選手の再戦へ。
試合時間が3分半を過ぎたあたりで、最後は山内選手のコテが決まり、日通商事が準々決勝へ駒を進めました。
惜しくも破れた三井住友海上ですが、毎年強い選手が入社しており今後の活躍にも目が離せませんね。
今年は昨年の全日本学生剣道優勝大会を制した中央大学の大将、本間選手が入社されているようです。
残念ながら全試合および代表戦の動画はありませんでしたが、大将戦の動画がありましたので貼っておきます。
最後に
2019年に開催された第61回関東実業団剣道大会について、個人的に印象的だった試合について書いてみました。
今年は残念ながら中止になってしまいましたが、実業団の大会は毎年行われるのが救いかと思います。
新型コロナウイルスが早急に収束し、また熱戦が繰り広げられることを楽しみにしています。
私もレギュラー入りできるように、家でのトレーニング頑張ります!
コメントお待ちしております。
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